2019商品先物年間データ

2019  売買利益  4,519,000円


元本4,000,000円 / 証拠金総額3,378,000円
投資収益率(元本ベース) :113.0%
投資収益率(証拠金ベース):133.8%


※各1枚売買、24枚合計証拠金3,378,000円での運用結果 ※手数料含まず
※証拠金は変動があるため、一定ではありません。

2019年は金の年だったと言っても過言ではない。
5月末4500円台から本格的な上昇に入り、7/7には終値で5000円台を突破し、そこから年内は一度も5000円を割れなかった。
いかに、買いが強かった相場と言え、裏を返せば売り方は全滅と言える相場であった。
大半の方が一陣で4600円台で売り、さらに二陣で4800円台で売り込み、三陣で5000円台で売る。
強者は全段階で売っており、目も当てられない状態。取引担当者から鼻息荒く強気な売り提案を受け納得し勝負に乗ったはいいものの、そこからは上記の通り。
片棒を担がせ相手は何にも保証はせず、やったらやりっぱなしと最低な仕打ちを受け、大損を被ったと筋違いな声が多かった。
最終的な判断は自身によるもの、責任は100%ご自身の非だ。投資家の大半は利益になっている時に不安に駆られすぐ決済してしまい、反対に損勘定になっているときほど不思議と我慢してしまう方が共通して多く見受けられる。今回の金が正にそうだ。
残念ながらこのようなマインドの方は年間売買成績が黒字になることは99%ない。
一方で年間黒字の投資家はいわゆる「売買ルール」が確立されている。

売買ルールがある=黒字組
売買ルールがない=赤字組
この式が答えと言えそうだ。

一番動いた銘柄なのに、システムでさほど取れていないのは5000円台に入った以降は長くレンジ相場となってしまい、それまでの上昇相場での利益をかなり吐き出したのが要因である。
公表通りレンジ相場では100%負けるため致し方ないと割り切っている。

以前、低能な輩にまたどうせ売り屋だろ。
最終的に担がれて終わりだろと、意味不明な文句をもらったが、
お前の方が担がれて終わっているだろと思っている。
弱い犬ほど吠え、批判しかできない負け犬の遠吠えとはよく言ったものだ。
当方は買い屋でも売り屋でも何でもなく、ただ大きな流れを銘柄、上下、関係なく取りたいだけである。

サイン 売買回数 勝率 一取引最大利益 一取引最大損失 値洗差金
A 23 40% 221,000 -78,000 -9,000
B 16 43% 345,000 -87,000 113,000
C 10 50% 454,000 -107,000 603,000
D 14 50% 599,000 -123,000 57,000
白金

値幅も大してなかったため昨年同様、システムでは大して取れていない。取れないと言ったほうが正しいか。
金同様、レンジ相場が多く長く、吐き出しの部分が多かった。
とくに、厄介だったのは高値(安値)ちょい抜けから、すぐさま失速反転し保合相場の繰り返しをしたことが敗因。
これでは大きく取ることは到底できない。
白金に関わらず今年は「レンジ相場」との闘いであった。
そのため100%負けるのを80%70%…それ以下にするべく、分析研究の成果を来年からシステムに組み込む予定だ。

サイン 売買回数 勝率 一取引最大利益 一取引最大損失 値洗差金
A 24 46% 110,500 -48,500 136,000
B 18 44% 126,000 -59,500 129,500
C 14 50% 145,000 -64,500 211,000
D 17 38% 150,500 -78,500 44,500
原油

今年は最低な銘柄と化したオイル。昨年の相場が嘘みたいだ。
年前半はトレンド通りの一方通行で、利益を積み増していったが後半は最低なレンジ相場以外何物でもなかった。
一方でサウジの一件で4000円高を目の当たりにして、オイル相場から手を引く方が多く見受けられた。
恐怖心のほうが勝ち、証拠金も高いため至極納得だ。
トレンドが続けば素晴らしい銘柄なのだが、続かないとこの銘柄はかなりきついことは明白。
その点で言えば、米中問題で一番影響を受けた銘柄はこのオイルだろう。
突発的な自己中発言→歩み寄り→やっぱり決裂→落としどころは?の繰り返し。
この毎度の馬鹿らしい一連の流れにより、トレンドの妨げが必至となった年であった。

サイン 売買回数 勝率 一取引最大利益 一取引最大損失 値洗差金
A 22 50% 245,000 -94,000 384,500
B 13 52% 265,000 -119,000 298,500
C 24 40% 212,000 -110,500 -121,500
D 14 48% 248,000 -98,000 130,500
ガソリン
サイン 売買回数 勝率 一取引最大利益 一取引最大損失 値洗差金
A 20 53% 290,500 -110,000 627,000
B 12 51% 285,000 -120,000 603,000
C 22 42% 230,500 -110,500 -171,500
D 15 45% 260,000 -100,500 470,000
ゴム

年間を通し大きなトレンドがなく、狭い値幅で終始したため、1回の売買で取れても10円前後が精いっぱい。
やはり最低でも100円~200円くらいの値幅がないと大きく取ることはできない。

サイン 売買回数 勝率 一取引最大利益 一取引最大損失 値洗差金
A 13 46% 95,500 -47,500 85,500
B 16 42% 116,500 -41,500 151,000
C 12 33% 126,500 -48,000 -133,500
D 12 42% 148,000 -61,000 120,000
コーン

一番、優秀であった銘柄。
ダマシも少なくチャート通りに上下で複数回取れ、システム上では今年度MVPとなった。
ただ難点として、値幅が狭い、板がない、出来高がない、と諸刃の剣となっている。

サイン 売買回数 勝率 一取引最大利益 一取引最大損失 値洗差金
A 13 43% 92,000 -48,500 192,000
B 15 46% 106,000 -50,500 173,000
C 18 50% 88,500 -39,500 274,500
D 13 46% 125,000 -63,000 151,000